雛祭りバージョンは難なく動作しましたが、梅雨入りバージョンはLANが上手く認識しません。
以下の作業で動作するようになりました。
以下の作業で動作するようになりました。
PCはXp使用。
CuBoxのmicroUSB端子とPCをUSBケーブル(スマホの充電ケーブル利用)で接続すると、USB-Serial変換アダプタとして認識される。CuBox内の変換チップにPL-2303を使っているものとFT230Xがあるらしいので、それ用のドライバーをインストールします。
以下は、FT230Xのドライバーです。
以下は、FT230Xのドライバーです。
ダウンロードして解凍すると、CDM v2.08.30 WHQL Certified.exe が出来ます。
まず、CuBoxの電源を繋がないでCuBoxのmicroUSB端子とPCをUSBケーブルで接続します。
PCに新たなドライバーのインストールの表示が出るので、上記の
CDM v2.08.30 WHQL Certified.exe を実行する。
CDM v2.08.30 WHQL Certified.exe を実行する。
PCのデバイスマネージャーを開いて、ポート(COMとLPT)のUSB Serial Port (COM3)の部分を見ます。
ご自分のPCによってCOM3の数字が異なると思いますが、それを書き留めておきます。
ご自分のPCによってCOM3の数字が異なると思いますが、それを書き留めておきます。
次にTera Termを以下からダウンロードしてインストールします。
Tera Termを起動すると「新しい接続」の画面になるので、シリアルポートを選んで、リストの中から上記で書き留めたUSB Serial Port (COM3)を選びます。
次にメニューの「設定」から「シリアルポート設定」を選んで、
ボー・レートをリストから選んで115200にします。
ボー・レートをリストから選んで115200にします。
次にCuBoxの電源を入れます。
Tera Termのウインドウに文字が流れます。
Tera Termのウインドウに文字が流れます。
暫くして流れが止まったらEnterキーを押すと
Arch Linux 3.8.4-rt2_CuboxAudioRTuned (ttyS0)の表示の次に
Arch Linux 3.8.4-rt2_CuboxAudioRTuned (ttyS0)の表示の次に
cubox login: が出ますので
cubox login:root
password:cubox
Enterキーでログインできます。
以下、設定方法です。
Debianベースの「雛祭り版」とarch linuxベースの「梅雨入りバージョン」では違うところがあるようです。
cubox login:root
password:cubox
Enterキーでログインできます。
以下、設定方法です。
Debianベースの「雛祭り版」とarch linuxベースの「梅雨入りバージョン」では違うところがあるようです。
IPアドレスの固定化をします。
[root@cubox ~]# vi /etc/network.d/ethernet-eth0
(ここで編集します)
(ここで編集します)
下記は編集した結果です。
[root@cubox ~]# cat /etc/network.d/ethernet-eth0
#CONNECTION='ethernet'
#DESCRIPTION='A basic dhcp ethernet connection using iproute'
#INTERFACE='eth0'
#IP='dhcp'
#CONNECTION='ethernet'
#DESCRIPTION='A basic dhcp ethernet connection using iproute'
#INTERFACE='eth0'
#IP='dhcp'
## for DHCPv6
#IP6='dhcp'
## for IPv6 autoconfiguration
#IP6='stateless'
CONNECTION='ethernet'#IP6='dhcp'
## for IPv6 autoconfiguration
#IP6='stateless'
DESCRIPTION='A basic static ethernet connection using iproute'
INTERFACE='eth0'
IP='static'
ADDR='192.168.1.xxx'
#ROUTES=('192.168.0.0/24 via 192.168.1.2')
GATEWAY='192.168.1.1'INTERFACE='eth0'
IP='static'
ADDR='192.168.1.xxx'
#ROUTES=('192.168.0.0/24 via 192.168.1.2')
DNS=('192.168.1.1')
上記7行分「#」を削除します。ADDR等は自分の環境に合わせます。
#IP6=stateless
#IP6='static'
#ADDR6=('1234:5678:9abc:def::1/64' '1234:3456::123/96')
#ROUTES6=('abcd::1234')
#GATEWAY6='1234:0:123::abcd'
#IP6='static'
#ADDR6=('1234:5678:9abc:def::1/64' '1234:3456::123/96')
#ROUTES6=('abcd::1234')
#GATEWAY6='1234:0:123::abcd'
●雛祭りバージョンでは、
# vi /etc/network/interfaces
iface eth0 inet static
address 192.168.1.xxx
netmask 255.255.255.0
network 192.168.0.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.1.1
のようになります。netmask 255.255.255.0
network 192.168.0.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.1.1
さらに /etc/hostsを編集します。
[root@cubox ~]# vi /etc/hosts
(略)
[root@cubox ~]# cat /etc/hosts
ここでrebootして、接続できているか確認します。
OKならNASをマウントするために /etc/fstabを編集します。
(略)
[root@cubox ~]# cat /etc/hosts
#
# /etc/hosts: static lookup table for host names
#
#
127.0.0.1 localhost cubox
#127.0.1.1 cubox
127.0.1.1 cubox をコメントアウトします。# /etc/hosts: static lookup table for host names
#
#
127.0.0.1 localhost cubox
#127.0.1.1 cubox
ここでrebootして、接続できているか確認します。
OKならNASをマウントするために /etc/fstabを編集します。
[root@cubox ~]# mkdir /music
[root@cubox ~]# vi /etc/fstab
[root@cubox ~]# vi /etc/fstab
//192.168.1.xxx/disk1 /music cifs password=,uid=mpd,file_mode=0644,dir_mode=0755,iocharset=utf8 0 0
上記は私の場合です。お遣いのNASによって記述が異なります。マウントできるか確認します。
[root@cubox music]# mount -a
[root@cubox music]# df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/root 1799120 858632 849096 51% /
devtmpfs 450780 0 450780 0% /dev
tmpfs 516392 0 516392 0% /dev/shm
tmpfs 516392 236 516156 1% /run
tmpfs 516392 32 516360 1% /tmp
//192.168.1.xxx/disk1 1950360576 330910104 1619450472 17% /music
/dev/mmcblk0p1 119987 44739 69053 40% /media
NASの/musicがマウントされてます。
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/root 1799120 858632 849096 51% /
devtmpfs 450780 0 450780 0% /dev
tmpfs 516392 0 516392 0% /dev/shm
tmpfs 516392 236 516156 1% /run
tmpfs 516392 32 516360 1% /tmp
//192.168.1.xxx/disk1 1950360576 330910104 1619450472 17% /music
/dev/mmcblk0p1 119987 44739 69053 40% /media
[root@cubox music]# ls
Classic Easy-Lis J-Pops MP3 cubox etc tag_cache voyage2 試聴
Classic Easy-Lis J-Pops MP3 cubox etc tag_cache voyage2 試聴
NASのフォルダが表示されます。
NASをマウントした「/music」ディレクトリをCuBoxの「music」ディレクトリにシンボリックリンクを張ります。
[root@cubox ~]# ln -s /music /var/lib/mpd/music/music
●USBデバイスがCuBoxに認識されたかどうかを見ます。
●USBデバイスがCuBoxに認識されたかどうかを見ます。
「aplay -l」というコマンドを実行します。
[root@cubox music]# aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: L20 [Luckit USB Audio 2.0], device 0: USB Audio [USB Audio]
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: L20 [Luckit USB Audio 2.0], device 0: USB Audio [USB Audio]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0
Luckit WaveIO D/Dコンバータが認識されてます。Subdevice #0: subdevice #0
[root@cubox ~]# aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: UDIF7 [ Phase Tech UDIF7], device 0: USB Audio [USB Audio]
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: UDIF7 [ Phase Tech UDIF7], device 0: USB Audio [USB Audio]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0
UDIF7の場合は、CuBoxの下段のUSB端子に接続しないと認識されません。Subdevice #0: subdevice #0
[root@cubox ~]# aplay -l
aplay: device_list:268: no soundcards found...
aplay: device_list:268: no soundcards found...
認識されない場合です。
その場合、新しいUSB-DACを購入するか、CuBoxをは諦める必要があります。
db_fileのtag_cacheをNAS上に置くと起動時に毎回データベースのアップデートをしなくて済みます。
その場合、新しいUSB-DACを購入するか、CuBoxをは諦める必要があります。
db_fileのtag_cacheをNAS上に置くと起動時に毎回データベースのアップデートをしなくて済みます。
[root@cubox ~]# vi /etc/mpd.conf
db_file “/var/lib/mpd/tag_cache”
db_file “/music/cubox/tag_cache”に置いています。
↓
db_file “/music/tag_cache”に変更します。
私の場合は、db_file “/music/tag_cache”に変更します。
db_file “/music/cubox/tag_cache”に置いています。
mpdをリスタートさせてみましょう。 梅雨入りバージョンから、ちょっと特殊な方法になっています。
[root@cubox ~]# selmpd
●面倒なテキストエディタviを使う
立ち上がった時点でコマンドモードになります。
コマンドモードでは、カーソル位置で、
「x」キーを押すと1文字ずつ削除されていきます。
「dd」で1行削除
「:」「q」でセーブせずに終了
「:」「q」「!」で変更した行もセーブせずに終了
「:」「w」「q」でセーブして終了
コマンドモードでは、カーソル位置で、
「x」キーを押すと1文字ずつ削除されていきます。
「dd」で1行削除
「:」「q」でセーブせずに終了
「:」「q」「!」で変更した行もセーブせずに終了
「:」「w」「q」でセーブして終了
コマンドモードで
「i」を押すと文字入力モードになり、現在のカーソル位置から挿入されます。
文字入力後、「Esc」キーを押すとコマンドモードに切り替わります。
「i」を押すと文字入力モードになり、現在のカーソル位置から挿入されます。
文字入力後、「Esc」キーを押すとコマンドモードに切り替わります。
コマンドモードで
「o」を押すと文字入力モードになり、現在のカーソル位置の次の行から挿入されます。
文字入力後、「Esc」キーを押すとコマンドモードに切り替わります。
「o」を押すと文字入力モードになり、現在のカーソル位置の次の行から挿入されます。
文字入力後、「Esc」キーを押すとコマンドモードに切り替わります。
viは慣れないと使いにくいです。
文字入力モードとコマンドモードをいちいち切り替えて使ってます。
現在どちらかわからない時は「Esc」キーを押せばコマンドモードになります。
文字入力モードとコマンドモードをいちいち切り替えて使ってます。
現在どちらかわからない時は「Esc」キーを押せばコマンドモードになります。
Linuxのコマンド
cat ファイルの内容を表示します。
cd カレント・ディレクトリを変更します。
ls ファイル・ディレクトリ情報を表示する
mkdir ディレクトリを作成する
df ファイルシステムの全容量、使用済み容量、空き容量、使用率、マウント位置を表示します。
cat ファイルの内容を表示します。
cd カレント・ディレクトリを変更します。
ls ファイル・ディレクトリ情報を表示する
mkdir ディレクトリを作成する
df ファイルシステムの全容量、使用済み容量、空き容量、使用率、マウント位置を表示します。
reboot 再起動
poweroff 電源OFF
poweroff 電源OFF
●CuBox と Voyage MPD Starter Kit
CuBoxとALIXでは音が違います。CuBoxはよりクリアな音で、力強いです。
どちらが良いかは好みだと思います。
私は今の所どちらとも決めかねています。
CuBoxとALIXでは音が違います。CuBoxはよりクリアな音で、力強いです。
どちらが良いかは好みだと思います。
私は今の所どちらとも決めかねています。